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北欧食器と100均と暮らしのblog

自分のために。ちゃんと食べてちゃんと寝ること。

ついつい自分のことは後回しにしてしまうけれど、自分のためにもみんなのためにも、まずは自分を大事にしないといけないなあ…。

昨日放送された吉高由里子さん主演のTBSドラマ、『わたし、定時で帰ります。』を観ながら、そんなことを考えました。

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このドラマの中で吉高さん演じる結衣は、会社を定時で帰ることをモットーにしています。

以前勤務していた会社での自分の働き方を反省し、人生において何を大切にしたいのかを突き詰めた結果、定時で帰ることに辿り着いている訳ですが、常に定時で帰れるかというとこれがなかなか簡単にはいきません。

定時で帰るため、仕事に優先順位をつけたり、効率アップの工夫もしたり、仕事中の集中力は人一倍の結衣でも、自分たちの容量をはるかに超える仕事を持って来られてはどうにもなりません。

締め切りまであと少しだから…。

自分がやらないとその分誰かに負担がかかってしまうから。

みんなが頑張っているのに自分だけ休むことは出来ないから。

部署内にこういった雰囲気が流れる中、結衣も自分だけ「お先に失礼します。」とはさすがに言えなくなってきます。

残業が長期に渡れば渡るほど、疲れも溜まってきます。

同僚どうしのギスギスとしたやりとりに、倒れる部下…。

責任感があるのはとてもいいことですが、責任感があるために、気がつかないうちにこうやって自分を追いつめてしまうんだ、これが続いたらどうなってしまうんだろう…と、観ているうちに怖くなりました。

 

そんな中、昨日のドラマの中で心に響いたのは、次の言葉。

「(みんなに)何かをしてあげようって思わなくていいんじゃない?」

「まずは、自分のためにちゃんと食べて、ちゃんと寝ること。」

このような状況でも同僚や婚約者の心配をする結衣に、内田有紀さん演じる結衣の元教育係が言った言葉です。

人のことを心配する前に、まずは自分の体と心が元気であること。 

自分が元気じゃないと、みんなに何かしてあげることも出来ないんだよ。

定時で帰れなくなった結衣に大事なことを思い出させてくれた言葉です。

 

毎週観るたびに、自分は何のために働くのか、人生で大切にしたいことは何なのかを考えさせられるドラマ『わたし、定時で帰ります。』。

私も自分のために、みんなのために、そして明日のために。

しっかり食べてしっかり寝ようと思いました。

わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

 

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