2年ほど前、一時期物欲がなくなったことがありました。
…というのも外に出かける機会が減ったことに加えダイエットを始めたこともあり、痩せるまでは洋服など新しいものを買いたいと思わなくなったからです。
『今あるもので十分』という気持ちになった後、はじめに欲しくなったのは北欧食器。
NHKで当時放送していた『世界はほしいモノにあふれてる』にスコープの社長さんが登場した回を観て、わが家でも使ってみたくなったんですね。
食器をきっかけにたまに着るものや使うものではなく、普段の生活で日々使うものに目を向けるようになると、毎日の暮らしがとても楽しくなりました。
今回は北欧食器を使うようになって変わったことについて書いてみたいと思います。
洋服をはじめ持ち物がシンプルになった
ピンクにイエロー、グリーン、ブルー…などカラフルな色や柄の食器を使い続けていると、色や柄には十分満足するようになってきます。
これまでだったら洋服選びで色が欲しくなる場面でも、不思議とそういう気持ちにはならないんですね。
マフラーやストール、靴などを選ぶときも、たまに使う差し色よりはどんな服装にも合う色やデザインを選ぶように。
使う機会が多いものだけを選ぶようになったので、不要になったものは知り合いの方に譲ったりリサイクルに出したり、持ち物がすっきりとしました。
食器の扱いが丁寧になった
大切な食器を傷つけたり落としたりしないよう、洗うときには洗うことだけに集中するようになりました。
考え事をしながら食器を洗ったり拭いたりしていると、食器どうしをぶつけてしまったり、うっかり手が滑って落としてしまったりするので1つのことに集中して。
使うときも丁寧に扱うようになり、食器をはじめ物に対して感謝しながら使うようになりました。
本当に欲しいと思うものだけ買うようになった
北欧食器を使いはじめてから、目的もなくいろいろなお店をウロウロすることが減りました。
用もないのにお店をウロウロしていると、何となく物を買ってしまうんですよね。
それはそれで楽しかったけれど『これは本当に欲しかったものなのか。』と考えると、その場の思いつきで買ったものがほとんど。
振り返ってみると、買うことで満足して使うところまでいかないものもありました。
北欧食器を購入するときは使うことを前提にしているので、このようなことがありません。
選ぶときも楽しいけれど、使うことでより幸福感が感じられるものにこれからはお金を使っていきたいなと思っています。
スポンサーリンク
夏によく使うガラス食器。
イッタラの『カステヘルミ』や『ウルティマツーレ』を使うと、同じ料理でもよりおいしそうに見えます。
もう少ししたら、今年もマグカップの衣替えの時期ですね。
スポンサードリンク