麻(リネン)の布が持つ風合いが好きで、一時期、麻の布を使って自分のための洋服づくりに没頭した時期がありました。
手芸は得意ではないので、作るよりも買った方が早いです。
でも、時間がかかっても自分の好きな色やデザインの服が着られるんだと思うと、作る過程は楽しく、完成してからもその洋服に対する愛着は増すばかり…なんですよね。
そんな訳で、少しずつ増えていった麻のワンピースやスカート。
麻の洋服のいいところは、夏の暑い時期でも快適に過ごせるところです。
キッチンで食器を拭くためのふきんにもよく使われている通り、乾きが早いので汗をかいてもすぐに乾きます。
また綿の洋服と比べると、洗濯を繰り返しても丈夫なところが気に入っています。
麻で作った洋服には味があり、なんとなくおしゃれに見えるのもいいですよね。
せっかく作る麻の服だから、気に入ったデザインのものを作りたい。
その頃に購入した本の中で、気に入っていたものの1つが坂内鏡子さんのこの本。
『リネンとコットンで作るおでかけ服 』です。
ブラウスにベスト、ボックスプリーツのスカートにギャザースカート、お出かけ用にも使えそうなワンピースやコートまで。
持っている洋服とも組み合わせやすいデザインのものが多く、また同じデザインでも布の素材や色を変えれば見た目の印象が変わるので、何度作っても飽きることはありませんでした。
シンプルなデザインの洋服が好きな方におすすめの本です。
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