100円ショップのセリアで見かける様々な編み機。
マフラーニットメーカーにコースター敷物メーカー、レッグウォーマーメーカーと、セリアの手芸コーナーには様々な編み機が並んでいます。
編み物が初心者の方にも使いやすい編み機ですが、説明書を見ただけではわからないことも。
そんな訳で、初めての方でも挫折せずに編めるよう、それぞれの編み機の使い方についてこれまで解説してきました。
今回解説するのは、秋冬の寒い季節にぴったりの『ニット帽メーカー』。
簡単にニット帽が編めるニット帽メーカーの編み方について書いていきたいと思います(2018年10月16日追記しました)。
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【セリアの編み機】ニット帽メーカーの使い方
ではセリアのニット帽メーカーを使うにあたり、用意するものから紹介します。
- セリアのニット帽メーカー×1
- 毛糸2~3玉
- 手芸用はさみ(なければ普通のはさみでも)
それぞれについて詳しく説明します。
用意するもの
まずは、100均のセリアで売っているニット帽メーカー。
この袋には、ニット帽メーカー本体と編み棒が1つずつ入っています。
これに手芸用はさみ(なければ普通のはさみでも)と毛糸を2~3玉用意します。
今回使用した毛糸は、100均ダイソーおすすめの毛糸の記事の中でも紹介した『TWEEDY(ツイーディ)』。
ツイード調のアクリル100%の毛糸です。
色はアイリッシュグレーを選びました。
今回この毛糸を使って編んだところ完成までに使った毛糸は2玉。
編み方により多少違いはあると思いますが、参考になればと思います。
ニット帽メーカー本体を組み立てる
編みはじめる前に、ニット帽メーカーの本体を組み立てます。
ピンク色のパーツを組み合わせて、丸い形にします。
横から見るとこんな感じ。
これを使ってどのようにニット帽を編んでいくのでしょうか?
楽しみですね。
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ニット帽メーカーを使ったニット帽の編み方
ではいよいよ、このニット帽メーカーを使ってニット帽を編んでいきたいと思います。
まず毛糸の端を玉結びにし、1と40のかけ棒の間にあるスリットにこのようにはさみます。
次に毛糸をかけ棒のまわりに時計回りに巻いていきます。
1のかけ棒のまわりを時計回りに巻いたら、次は2のかけ棒のまわりを時計回りに巻きます。
このように1から40のかけ棒まで同様に毛糸を巻いていきます。
1から40のかけ棒まで毛糸をかけたところで一度スリットに毛糸をかけ、それぞれの掛け棒にかかっている毛糸をかけ棒の根元まで指で押し下げます。
スリットにはさんだ毛糸をはずし、再び1から40まで先ほどと同様に掛け棒のまわりに毛糸を時計回りに巻いていきます。
40まで毛糸をかけたところで一度毛糸をスリットにはさみ、1から40のかけ棒まで全て毛糸が2段かかっているか確認します。
1から40まで順番に、編み棒で下段の毛糸をすくい、かけ棒の内側へおいていきます。
1から40まで下段の毛糸をすくいかけ棒の内側へおいた状態。
それぞれのかけ棒にかかっている毛糸は1段になりました。
再び1から40のかけ棒まで毛糸を時計回りに巻いていき、2段になった毛糸の下段を先ほどのようにかけ棒の内側へおきます。
この作業を繰り返し、20段編んでいきます。
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20段編んだところで、一番はじめに編んだかけ棒1と40の間の毛糸を内側からかけ棒1に引っ掛けます。
かけ棒1に続き、かけ棒2→3→…→40まで同様に行います。
かけ棒1から40まで全てにかけた状態です。
全てのかけ棒に毛糸が2段かかっているか確認します。
編み棒でかけ棒1から40までの全てのかけ棒の下段にかかっている毛糸をすくい、かけ棒の内側においていきます。
かけ棒40まで全て終えると、ニット帽のかぶり口が完成です。
ここまできたらあともう少しです(#^.^#)
再び1から40までの全てのかけ棒に、毛糸を時計回りに巻いていきます(A)。
巻き終えたら1から40までの全てのかけ棒の下段の毛糸を編み棒ですくい、かけ棒の内側におきます(B)。
このAとBの作業を繰り返し、21段編んでいきます。
6段編んだ状態がこちら。
ニット帽メーカーを裏返してみるとこんな感じになっています。
持ち上げてみるとニット帽らしくなってきました。
ここから更に編んでいきます。
21段編んだところで全ての毛糸が1段だけかかった状態か確認し、糸端を50cmほど残して切ります。
編み棒の穴の部分に毛糸の端を通しておきます。
ここからはニット帽をニット帽メーカーから外す作業です。
かけ棒1にかかっている毛糸の下から編み棒をくぐらせ、この際にかけ棒1にかかっている毛糸もかけ棒から外します。
かけ棒1→2→3→…→40と順番に外していきます。
これがニット帽メーカーから外した状態です。
編み棒はつけたまま毛糸の端をゆっくりと引っ張り、中心に空間が空かないようしっかりと締めます。
ゆっくりと引き締めていきます。
ニット帽の表の中心部分に編み棒をさし、編み地を裏返します。
ニット帽を裏返すとこのようになっています。
帽子をかぶったときに表から目立たないところで毛糸の始末をして糸端を切り、再び表にかえせば完成です。
ついにニット帽が出来ました!!
自分で編んだとは思えない出来栄えに大満足です。
まとめ
今回は100円ショップセリアの編み機ニット帽メーカーの編み方(使い方)の解説をしました。
初めての方でも使いやすいニット帽メーカー。
好きな色の毛糸でぜひ編んでみてくださいね(*'▽')
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セリアとダイソーおすすめの毛糸についてはこちらの記事にまとめました。
セリアで見つかる編み機やかぎ針など、編み物に関するグッズについての記事はこちら。
ただいま修行中ですが、セリアのかぎ針でかぎ針編みもはじめました。